2020（令和２）年4月30日
大妻多摩中学高等学校
校長　谷林　眞理子

【生徒の皆さんへ】

　政府からの緊急事態宣言を受け、大妻多摩中高では4月7日(火)から5月6日(水)までの休校措置をとってきましたが、この間皆さんはご自宅でどのようにお過ごしでしょうか。

　現時点でも感染者数の大幅な減少はみられず、この宣言が解除される可能性は極めて低いと思われます。学校再開を心待ちにしていた皆さんにとっても、私たち教職員にとっても大変残念なことですが、皆さんを感染の危険から遠ざけるため、現在の休校措置を5月31日（日）まで延長し、学校再開日を6月1日（月）とすることと致しましたのでご連絡いたします。

　皆さんには4月13日(月)から「Web等による課題授業」を受けていただいていますが、毎日の進み具合はいかがでしょうか。はじめのうちはロイロの通信状況が不安定な時間帯などもあり、ご苦労をおかけしたこともあるかと思います。新学期が始まっても担任の先生や同級生と直接顔を合わせないままWeb授業が始まったため戸惑いもあったことでしょう。外にも出られずご自宅で過ごさなくてはならないのは若い皆さんにとってつらいことと思いますが、新型コロナウィルス感染が終息するまで、しばらく我慢を続けてください。

　GW明けの授業も今まで通りの「Web等による課題授業」を続けます。その一方で、みなさんが元気で毎日を過ごしている様子を、タブレットやスマホの画面を通して直接確認できるよう準備を進めています。また、今後の行事予定などについては、追ってHPや連絡メールでお知らせします。５月中に行う予定だった中間考査は実施しません。また、6月６日(土)に予定していた体育祭も延期する方向で日程を調整しています。

　相談室は、これまでの休校措置中と同じく電話による対応を行います。相談がある場合には、メールで申し込みをしてください。折り返し、相談室から連絡をいたします。メールアドレスは、本校HPの在校生のページで確認することができます。

　多摩キャンパスはいまツツジが満開です。学園通りもこれから新緑の季節を迎えます。自然豊かな多摩中高での授業が一日も早く再開され、皆さんの元気な姿が見られることを教職員一同願っております。

　なお、これは現時点での決定事項であり、今後の状況によっては休校期間がさらに延長することもあり得ますので、承知しておいてください。

　大変な状況が続きますが、みんなで心を合わせて乗り越えていきましょう。

　長引く休校措置により、ご迷惑をおかけしております。

　今回は、生徒の皆さんに直接お伝えする文面をお送りいたしました。上記の内容をご確認くださるよう、お願いいたします。

　引き続き、ご理解・ご協力をお願いいたしますよう、皆さまも、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。