【弦楽部】第26回 全国高等学校選抜オーケストラフェスタ 参加報告
更新日時:2020年2月13日
第26回 全国高等学校選抜オーケストラフェスタ 参加報告
昨年12月28日に本校弦楽部は東京国立競技場近くにある日本青年館で開催された第26回全国高等学校選抜オーケストラフェスタ参加いたしました。
オーケストラフェスタは高等学校の管弦楽部や弦楽部の全国大会であるため近現代の難曲を100人以上の規模で挑戦する学校も多く迫力ある演奏が繰り広げられます。その中でいかに弦楽合奏である大妻多摩の個性を発揮させるかが今回の課題でした。中学に入って楽器を始めた生徒がほとんどなので曲は古典派の楽曲から選びモーツァルトのディベルティメント第3番K.138の第一・第二楽章を演奏しました。指揮は高校1年生の中村惟さんがおこないました。
この大会は参加した生徒が他校の演奏を鑑賞しお互いに励まし合うということも目的の一つであるため、生徒はメッセージカードに他校演奏の感想を書きそれをお互いに交換することがおこなわれます。本校にも多くのメッセージカードがよせられました。それによると本校の演奏は、生徒が楽しそうに指揮をすることによって自分たちで音楽を作っている、音の強弱や曲想が巧みに表現されていてよく練習していたことがわかる、音色が美しい、という評価を多くいただきました。
また高校2年生の藤本さん、田中さん、高野さん、久保さん、高校1年生の中村さんの5名の生徒が、全国から選抜される高校生による弦楽合奏にも選ばれて参加し、武満徹作曲「三つの映画音楽」を演奏いたしました。
ここまでの演奏や活動ができるようになったのコーチの入江先生をはじめ、多くの学校関係者の協力があってこそです。いままで弦楽部を支えてくださった方々に感謝したいと思います。
弦楽部顧問 村上晴彦