クラブ活動-弦楽部 最新情報(2013年12月28日)
更新日時:2014年2月10日
第20回全国高等学校選抜オーケストラフェスタ参加報告
昨年12月28日に本校弦楽部は東京国立競技場近くにある日本青年館で実施された第20回全国高等学校選抜オーケストラフェスタ参加いたしました。事前の様子につきましては『読売新聞』で紹介されました。
オーケストラフェスタは高等学校の管弦楽部や弦楽部の全国大会であるため近現代の難曲を100人以上の規模で挑戦する学校も多く迫力ある演奏が繰り広げられます。その中でいかに弦楽合奏である大妻多摩の個性を発揮させるかが今回の課題でした。中学に入って楽器を始めた生徒がほとんどなので曲は古典派の楽曲から選びモーツァルトのディベルティメント第3番K.138の第一・第二楽章を演奏しました。指揮は高校1年生の麻生美桜さんがおこないました。
この大会は参加した生徒が他校の演奏を鑑賞しお互いに励まし合うということも目的の一つであるため、生徒はメッセージカードに他校演奏の感想を書きそれをお互いに交換することがおこなわれます。本校にも数百通のメッセージカードがよせられました。それによると本校の演奏は、おおむね好評をもって迎えられたようです。メッセージを整理いたしますと、第一に生徒が巧みに指揮をすることによって自分たちで音楽を作っている、第二に曲の強弱が巧みに表現されていてよく練習していたことがわかる、第三に音色が美しい、という3点が評価されたようです。私も特に第二楽章の演奏では今までの当クラブでは聴くことのできなかった表現の美しさに驚きを禁じ得ない思いをいたしました。ここまでの演奏ができるようになったのコーチの入江先生をはじめ、多くの学校関係者の協力があってこそです。いままで弦楽部を支えてくださった方々に感謝したいと思います。
この曲目は3楽章と合わせて生徒の指揮で3月26日(水)に南大沢文化会館で開催される第6回定期演奏会(14:30開演、入場無料)でも演奏されますので、多くの方々に聴いていただければ幸いです。
弦楽部顧問 村上晴彦