【文芸部】校外学習 旧・江戸川乱歩邸 見学
更新日時:2018年9月14日
ごきげんよう。文芸部です。
今回の校外学習は立教大学構内にある、大衆文化研究センター(旧・江戸川乱歩邸)に見学に行ってきました。
中学一年生にとっては最初の校外学習であり、私たち高校二年生にとっては最後の夏期校外学習となります。
少し寂しいです
さて、旧乱歩邸ですが、いくつかブースが分かれていて順路に則って見学するという方式でした。
最初は玄関。
そこでは主に乱歩と夢野久作の関係性についての展示でした。
夢野が乱歩に贈った博多人形や乱歩が夢野に対しての感想などが展示されていました。
二人の小説のファンである部長は興奮しながらメモをとっていました。
特に夢野の『ドグマ・マグラ』がお気に入り。
あの異常な感じ、大好きです。
次のブースは乱歩の作品の第一刷や原稿、乱歩が撮影したビデオの展示がありました。
中でも乱歩の作品年表が興味深かったです。
部長はここでも鼻息を荒くして夢中で見学していました。
お土産に『大衆文化』という雑誌までも買っていました。
楽しそうですね。
次に、乱歩が実際にかぶっていた帽子がいくつかと、その帽子をかぶっている写真を添えた説明が展示されていました。
乱歩が実際にかぶっていた帽子が目の前にあることがなんだか信じられなくて、みんなでガラスに張り付くようにして見学しました。
さらには、大きな二階建ての土蔵がありました。
豊島区指定有形文化財である土蔵には乱歩の著書や分厚い本、英語の本がびっしりと陳列してありました。
複雑なトリックを書くにはこんなに本が必要なのかな、と思いながら眺めました。そりゃもう圧巻でしたよ。
そして、乱歩邸を満喫した後、暑くて疲れた文芸部一行は珈琲屋さんで休憩することにしました。
その珈琲屋さんの創業が大正だったそうでレトロな雰囲気だったので頭の中で乱歩の世界観とマッチしていて、とても心地よかったです。
珈琲もおいしかった~。
そんな貴重な体験をした私たちは文化祭に向けて作品を作成しています。
ぜひお越しくださいね。
ごきげんよう。
文芸部 部長