【高校バトン部】第51回バトントワーリング全国大会 出場報告
更新日時:2023年12月15日
第51回バトントワーリング全国大会 出場報告
12月9日(土)、幕張メッセにて「第51回バトントワーリング全国大会」が行われました。創部以来、5回目の全国大会出場です。当日は天候にも恵まれ、集合したときから生徒達にリラックスした雰囲気を感じました。本番ではドロップ2本の演技を披露することができ、銀賞を頂くことができました。
昨年まではコロナ禍における規制もあったことから、他のチームの演技を鑑賞することが難しかったのですが、今年は出場前後の団体の演技を鑑賞することができました。1年間、自分たちにできる事は一生懸命、地道に努力を重ねてきましたが、他のチームの素晴らしい演技をみて、まだまだ私たちにもできる事があるのではないかと、特に高校1年生は来年に向けて刺激をうけたようです。
高校2年生にとっては、この全国大会が最後の大会出場となりました。中学2年生になるときにコロナが流行し、他の学年よりも自宅での自主練を多く求められた学年でした。中学1年生の時の記憶を頼りに、今年1年よく引っ張ってくれたと思います。これからは自分たちの将来に向かって、頑張っていってくれるはずです。バトン部は冬休みの練習をもって代替わりし、現在の高校1年生が最上級生として引っ張っていきます。
最後に、今年度部長を務めてくれたNさんのコメントを紹介します。
高校2年生 バトン部部長 Nさん
今年度もバトン部は全国大会に出場させていただくことができました。私達の代が入学する前に、バトン部初の全国大会が決まり、コロナの時期を除き、毎年バトン部は全国大会に出場してきました。私達の代は、そんな先輩たちが全国に出場する輝きを目の当たりにしながら、日々部活に励んできました。
今年は今までの代とは違い、バトン経験者はいなく、歌詞付きの曲でゆっくりとしたテーマだったため、振りを揃えたり、歌詞に合わせて練習したりするのが本当に大変でした。時にはチーム内で気持ちのずれが生じて、涙を流しながらぶつかり合ったこともありました。しかし、チーム全員が全国に行きたいという気持ちを話し合い、思いを一致させ、合宿、朝練、昼練、延長練、日曜練を一つ一つ乗り越えてきたため全国大会に出場することができたと思います。
私はバトン部に入部していなかったたら、こんなに一つの目標のためにお互いぶつかり合い、汗水流しながら一生懸命に踊ったりすることなどなかったと思います。このような経験ができたのはチームのおかげだけではなく、顧問の先生、コーチ、先輩や家族などの周りの人の支えがあったからこそだと思います。そして、来年度はもっと全国のバトン団体に張り合えるようなチームになってもらうために、引退までの残りの部活で貢献していきたいです。