OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

進路指導

 
 

卒業生のことば



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Messages from Our Alumnae

これから入学するみなさんへ向けて、大妻多摩を巣立っていった先輩方からメッセージが届きました。
過去3か年分のメッセージを掲載しています。



Fさん (早稲田大学 文化構想学部 進学)

(2023年度卒業生)

合格大学
慶応義塾大学 文学部
中央大学 文学部

 大妻多摩での学校生活は、授業内外で様々な分野に対する興味や関心を深めて進路をじっくりと考える機会に恵まれた6年間でした。

   私は剣道同好会とパソコン部に所属していました。剣道同好会は少人数の部活でしたが、だからこそ最高学年として部長を務めた際には部員ひとりひとりに気を配り、個人を尊重して接する姿勢を学んでいくことができました。パソコン部では他の部員と協力して、構成・脚本を一から考えてショートフィルムを作ったことがとてもいい思い出です。

 通常授業や季節講習の内容は非常に充実しており、さらに希望進路に合わせた選択科目の履修を通して受験勉強を着実に進めることが出来ました。私の場合はアカデミック英語や小論文対策を行う国語表現といった授業に取り組んだことで志望校の入試で十分に戦える実力がついたと感じています。個人的な質問や添削指導の際には些細な疑問でも先生方と真剣に話し合うことが出来たことに本当に感謝しています。

 悩むことも多かった中高の生活でしたがこの学校での友人や先生方への信頼は学校生活の長さの分とても厚く、まるで家のような安心感に長らく支えられてきました。在校生、また入学予定のみなさんは、ぜひこの大妻多摩で出会った方々に安心して背中を預け、好きなことに邁進する充実した日々を送ってください。





Tさん (オーストラリアカトリック大学 進学)

(2023年度卒業生)

合格大学
ビクトリア大学 (カナダ)
スウィンバーン工科大学 (オーストラリア)

 私は大妻多摩で6年間を過ごし、多くのことを学び、経験し、かけがえのない仲間と出会うことができました。中学1年生から高校3年生まで所属していたバレーボール部では、プレーが思い通りにいかず逃げ出したくなる時もありましたが、支えてくれるチームメイトがいてくれたからこそ、時には厳しい練習も乗り越えることができました。本当にこの部活に入ってよかったと今でも思っています。

また、私はオーストラリアの大学に進学する為、他の同級生とは進路が全く違い、最初はとても不安でした。しかし、先生方がとても親身になって相談に乗ってくださり、海外大学進学に関しての説明会などがあるとすぐに教えてくださったので、とても心強かったです。

 正直これから先オーストラリアで自分がやっていけるのかとても心配ですが、6年間この学校で過ごし、主に部活を通し、精神面でも成長し、自分に対して自信がついたのでおそらく乗り越えられると思いますし、例え挫折しても大妻多摩で過ごした日々のことを思い出せばすぐに立ち直れると思います。

皆さんもぜひ、この大妻多摩で充実した日々を過ごし、どんどん新しい事に挑戦していって欲しいです。





Aさん (北里大学 医学部 医学科 進学)

(2023年度卒業生)


 素晴らしい友人たちと先生に囲まれて過ごした中学、高校生活は私にとって一生の宝物です。所属していた茶道部では、先輩や後輩と力を合わせてお茶会の構成を練り上げていったことが印象に残っています。体育祭や合唱祭などでクラスメイトと優勝を目指し日々練習を重ねたこともよい思い出です。

 また、毎年の担任の先生との面談や先輩を囲む会などを通して早い段階から自分の進路について深く考え、決定することが出来たのは、大学受験において大きなアドバンテージとなりました。

大妻多摩は、夢を全力で追いかけられる環境と切磋琢磨しあえる仲間が揃う素敵な学校です。新入生、在学生の皆さんが6年間を通して、様々な学びを得、充実した学校生活が送れることを心から願っています。





Eさん (日本大学 生物資源科学部 バイオサイエンス学科 進学)

(2023年度卒業生)


 私の大妻多摩で過ごした6年間はとてもかけがえのない宝物です。まず6年間の学校生活で最も記憶に残っていることの一つとして体育祭です。私は体育祭副委員長を務めました。大妻多摩の体育祭は広大なグラウンドで行われ、生徒のみんなが伸び伸びと楽しめる行事です。そんな行事を副委員長として委員会のみんなでどのようにしたらよりよい行事になるか話しあい、つくりあげることは決して簡単なことではありませんでしたが、体育委員会の活動を通して互いの意見を尊重しあうということの大切さを学び、とてもよい経験となりました。
 二つ目にダンス部です。ダンス部は約60名で構成されています。文化祭で披露しているダンスは部員のみんなでつくりあげたダンスであり、そんなダンスを文化祭のステージで踊りきったときの達成感は計り知れません。副部長として部員をまとめるうえで、互いを理解し合う寛容さと統率力の両方を心がけることが大切だということを学びました。
 これらの学んだことはこれからの人生でとても大切なことだと思います。そんな経験ができたのは大妻多摩で出会った友達、後輩そして先生方の支えがあったからです。みなさんも大妻多摩で素敵な仲間に出会い、大妻多摩でしかできないたくさんの経験をしてほしいです。





Mさん (東京農工大学 農学部環境資源科学科 進学)

(2023年度卒業生)

合格大学
明治大学 農学部
芝浦工業大学 システム理工 など
成蹊大学 理工学部

 大妻多摩は環境に恵まれたのびのびと過ごせる学校です。私は6年間を通して多くのことを経験する場をもらいました。

 例えば修学旅行では、生徒が一から計画をたてる日があるのですが、その大変さを知るとともに予定通りに行かなかった時にどうするべきか、考える力を得る良い機会となりました。また、東日本大震災の被災地を訪問した折には、ニュースや雑誌だけでは得られない貴重な体験を通して、被災者の方々の気持ちに触れることができました。ほかにも、文化祭や体育祭、合唱祭でクラス一丸となって準備や練習を重ねた経験はかけがえのないものです。

 私は大妻多摩で、あたたかく見守り時には厳しく教えてくださる先生方や、隣で支えてくれていた友達のおかげで充実した学校生活を送ることができました。ぜひ、みなさんにも、この学校でさまざまなことに挑戦して視野を広げていってほしいです。






Iさん (立教大学 進学)

(2022年度卒業生)

合格大学
青山学院大学 経営学部 経営学科
明治学院大学 国際学部 国際学科
東京女子大学 現代教養学部 国際社会学科

 大妻多摩での6年間の思い出はどれも大切な宝物です。もちろん毎日いいことだけではありませんが、仲間や友達と切磋琢磨してたくさんのことに挑戦することができました。
 所属していたバトン部では副部長を務めて、創部3度目となる全国大会へも出場することができました。大きな舞台のために準備することは容易なことではなくチームメイトと沢山ぶつかり合い、正直辛い日々の方が長かったですが、舞台に立った時の光景は何にも変え難い素晴らしい瞬間になりました。
 受験勉強という大きな壁も大妻多摩という最高の勉強場所で素晴らしい先生方と頼もしい友人に囲まれなんとか乗り越えることができました。自習室に朝8時にきて勉強をして、夜7時までという生活では隣で友達が同じように勉強していることが私にとって大きな励みになりました。
 6年間の学校生活の半分はコロナによって行事が中止、延期、縮小され、思うようにいかない日々が続きましたが、その中でも今自分たちにできることを考えて精一杯学校での生活を楽しみました。部活三昧の日々の中でも先生が紹介してくださった課外活動に参加したり、姉妹校とのオンライン交流会に参加したりして自分を磨きました。
 大妻多摩はそんな自分磨きができる学校です。そして大切な仲間と出会う機会をくれ、素敵な先生方と出会う機会をくれました。そのような学校を卒業することを誇りに思います。皆さんも誇りを持って卒業できるような素敵な6年間を過ごせることを願っています。

Eさん (新潟大学 進学)

(2022年度卒業生)

合格大学
新潟大学 医学部 保健学科看護学専攻

 私にとって大妻多摩での6年間は、とても充実したものでした。
 日々の生活では、新型コロナウイルスの様々な影響を受けながらも、かけがえのない友達と、たくさんの思い出を作ることが出来ました。
 中高5年間続けたバレーボール部では、時に厳しい練習もありましたが、試合で勝つという目標に向かい、チームメイト達と高め合いながら練習に励んだ毎日は、とても貴重な経験です。
 大学受験では、たくさんの不安な事がありましたが、勉強面・生活面の両方で支えてくれた友達、両親、そして親身に相談に乗ってくださった様々な先生方のおかげで、自信を持って本番に臨むことができました。
 大妻多摩で得たたくさんの経験は、今後の私にとって、確実に力になるものだと感じています。在校生の皆さん、そしてこれから入学される皆さんが、大妻多摩で充実した日々を過ごされることを願っております。

Sさん (横浜国立大学 進学)

(2022年度卒業生)

合格大学
早稲田大学 創造理工学部 建築学科
明治大学 理工学部 建築学科
東京理科大学 工学部 建築学科

 大妻多摩の良いところを一つ挙げるとしたら、それは皆で助け合えるところだと思います。私たちの学年は高校生活においてコロナウイルスの影響を直に受けてきました。初めてのオンライン授業や学校行事の短縮など、慣れない事を多く経験しましたが、授業がない時は友人と電話やチャットで話すことで励まし合い、先生方からは行事を最大限に楽しめるような企画を提案していただきました。そのおかげで、充実した6年間を送ることができました。
 所属していた演劇部では、舞台にかける思いが強いあまりに意見が衝突することもありましたが、先輩後輩問わず助け合い、文化祭公演や大会などをやり遂げられたことは、今となれば良い思い出です。演者だけでなく、照明や音響、演出や舞台監督という裏方もやりました。のこぎりや金づち(演劇部ではナグリと言います)を振りあげ、自分たちで大道具を作るなんて、女子校でなければできない経験です。一つの作品を仕上げる過程では、与えられた自分のタスクを最後まで責任をもってやり遂げることの大切さを学びました。勉強との両立も大変でしたが、切磋琢磨するクラスメイトがいてくれたことで、学生の本分である勉学にも手を抜くことなくやりきることができ、本当に感謝しています。
 このように大妻多摩は、周りの人と助け合って大きなことを成し遂げられる場所です。皆さんも自らの責任を果たしつつ、同級生や先生方と助け合い、また励まし合って、豊かな学生生活を送られることを願います。

Tさん (東京外国語大学 進学)

(2022年度卒業生)

合格大学
早稲田大学 文化構想学部 文化構想学科
上智大学 外国語学部 ドイツ語学科
青山学院大学 文学部 英米文学科

 この卒業という機会に6年間を振り返ると、改めてこの大妻多摩で成長できたことを嬉しく思います。自然豊かで、先生も生徒も温かく、のびのびと成長できるこの学校は自分にとても合っていたと思います。
 私が6年間で特に熱心に励んだのは、吹奏楽部と文化祭実行委員の活動でした。どちらも仲間や先生に恵まれ、各々が素敵な個性や能力を持った同輩たちと、時には困難に立ち向かいながら切磋琢磨して一つのものをつくりあげたのは、何事にも代えがたい大事な経験です。
 また勉強面でも友人や先生にたくさん支えてもらいました。意欲的でいつも私にたくさんの刺激を与えてくれる友人と、先生方の的確なアドバイスを受けながら、様々な分野・難易度のものに取組んでいく過程で多くのものを得ることが出来たと実感しています。大変な受験期を乗り越えられたのも、大好きな自習室を使用しながら友人達と励まし合えたことが大きいと思います。
 改めてこの大妻多摩という学校には、自分のやりたいことを見つけたり、自分の能力を伸ばしたりすることのできる環境が揃っています。新入生をはじめ在校生の皆さんが、のびのびと成長していけることを願っています。

Kさん (明治大学 農学部 食料環境政策学科 進学)

(2021年度卒業生)

合格大学
明治大学 農学部食料環境政策学科
立命館大学 産業社会学部現代社会学科
武蔵野美術大学 造形学部芸術文化学科

 私にとって大妻多摩で過ごした年月は、素晴らしいものと沢山出会い、全力で走り切ったと思えるような、そんな眩しい6年間でした。
 私は、6年間テニス部に所属していました。部活動を通して、精神面や行動面など、沢山成長することが出来ました。そこで出会い、苦楽を共に過ごしてきた同期の友人達や思い出は、これからも大事にしていきたい大切な宝物です。
 行事面では、文化祭実行委員会に4年間所属し、大きな行事を成し遂げる達成感を味わい、多様な考え方に触れながら、自分の中で将来やってみたいと思えるような目標を発見することも出来ました。 そして受験期では、高3の夏まで美大も目指していたのにも関わらず、先生方が、勉強面で最後までサポートして下さり、また、どんなことでもお互いを高め合い、辛い時には励まし合えた素晴らしい友人達がいてくれたお陰で、受験を乗り越えることが出来たと、今振り返って思います。
 大妻多摩は、生徒一人ひとりが、新たな発見や気づき...たとえそれがどんなに些細なことであっても、その経験の積み重ねで、成長できる場所です。私自身にも言えることですが、在学生やこれから入学する後輩の皆さんにとって、興味のある事が多かれ少なかれ、あるいは無かったとしても、沢山悩む過程の中で、選択した道が後々意味のあるものへと繋がっていくと信じています。

Iさん (慶應義塾大学 総合政策学部 総合政策学科 進学)

(2021年度卒業生)

合格大学
慶應義塾大学 文学部人文社会学科
青山学院大学 総合文化政策学部総合政策学科
東京女子大学 現代教養学部国際社会学科

 私は中高6年間バトン部に所属していました。高校1年時には全国大会に出場することができ、副部長を務めた高校2年時には、コロナウイルスの影響で部活停止になってしまいましたが、同学年で話し合い、自分たちでオンライン部活を始めました。部活動を通して、困難を協力して乗り越え、お互いに支え合うことができる友達に出会えたことは、私の宝だと思います。そのような仲間とは、勉強面でも切磋琢磨することができ、様々なことに一緒にチャレンジすることができました。例えば、英語のプログラム、ターム留学、説明会や文化祭でのプレゼンテーションに一生懸命取り組みました。これらを通じて、主体的に行動するようになったり、自分の視野が広がったりと、大きく成長することができたと思います。
大妻多摩には自分の興味を広げることのできる機会が沢山あると思うので、皆さんには多くのことにチャレンジしてほしいと思います。
 私は、学校の自習室を利用して勉強していました。部活に所属していた時から、友達と朝7時30分から勉強し、部活後も夜7時まで残って勉強していました。私のお気に入りの席は、窓に面していて、そこから木々や鳥が見えるので、リラックスして最高の環境で勉強することができました。
 大妻多摩には生徒のことを親身になって考えてくださる先生方が沢山います。小論文などの添削をしてくださったり、少しのことでも相談に乗ってくださったりと、多くのサポートをしてくださったおかげで合格することができたと思っています。
 自分らしく楽しく6年間を過ごすことができたので、大妻多摩を選んで本当に良かったと思います。 皆さんも大妻多摩で充実した学校生活を送られることを願っています。

Оさん (筑波大学 医学群 医学類 進学)

(2021年度卒業生)


 大妻多摩での六年間は充実した毎日でした。
 私は大妻多摩で素晴らしい友人に恵まれました。所属していた弦楽部では、合奏に向けての練習で部員同士切磋琢磨し、信頼関係を気づくことができました。また、六年間という長い時間のおかげで、部活だけでなくクラスや学年を越えて、様々な考え方や夢を持つ友人を作ることができました。高校三年生になり、大学受験に向けた勉強を支えてくれたのは、励まし合うことができた友人がいたからです。
 また、高校一年生でのターム留学も印象に残っています。オーストラリアに三か月間、ホームステイをしながら現地校に通いましたが、言葉や文化の多様性を肌で感じ、より一層英語の学習のモチベーションを高めることができました。
 大妻多摩では、素敵な先生方や友人に囲まれ自分のやりたいことを追求できます。入学される皆様が、大妻多摩でかけがえのない日々を送ることを信じています。


Kさん(慶應義塾大学 薬学部 薬学科 進学)

(2021年度卒業生)

 
合格大学
北里大学 薬学部薬学科
星薬科大学 薬学部薬学科
東京薬科大学 薬学部 (女子部)

 大妻多摩での6年間はとても充実していて、私にとって大切な思い出となりました。
 5年間続けたダンス部では、未経験者でしたが仲間に支えられ、ダンスの技術はもちろん、協調性や根性、団結力を身につけられたと思います。最後の文化祭はコロナの影響で舞台での公演の中止が余儀なくされ、悔しい思いをしました。それでも、オンライン配信を楽しんでもらえるように何度も試行錯誤を重ね、部員全員で一つの動画を作成し、たくさんの好評をいただけた時は達成感を感じました。
 部活での経験は、高校3年生の体育祭の創作ダンスでも活かされました。受験生という時期に振り付けや衣装を一から考えることは苦戦することも多く、焦りや不安もありましたが、グラウンドが拍手に包まれた時は最高の気分でした。
 勉強面では、先生方と自習室にいつもお世話になっていました。毎週補習をしてくださったり、何度も質問や相談に答えてくださったり、受験直前の不安な時期もたくさん励まされ、辛い受験生活を最後まで頑張ることができました。いつも親身になってくださった先生方には本当に感謝しています。
 大妻多摩は一人一人が自分の目標に向かっていける学校です。先生方はそんな私たちの背中を押してくださる温かく心強い存在です。これから入学される皆さん、そして在校生の皆さんが大妻多摩で充実した6年間を過ごせることを願っています。ありがとうございました。