大妻多摩中学高等学校

第24段

大妻多摩キャンパスは、緑あふれる豊かな自然に囲まれています。
その10万㎡を超える敷地では、季節によってさまざまな花が咲いたり、小動物もちらほら姿を見せたりします。
最近だと、小鳥はもちろん、野良ネコや野良タヌキなどもやってきます。

タヌキと言って、私がふと思い出したのは、室町時代に成立したと言われる『十二類合戦絵巻』という御伽草子(おとぎぞうし)の絵巻のことです。その内容は、次の通りです。

十二支の動物たちの歌合(和歌のコンテストのようなもの)にまぜてもらおうとしたタヌキが、その不純な動機を見抜かれ、追い払われてしまいます。それを恨みに思ったタヌキはキツネやフクロウたちと一緒に復讐戦をしかけます。ところが、十二支の動物たちはとても強く、タヌキたちはやっつけられてしまいます。そこで、タヌキはトビの協力を得て夜襲をしかけ、いったんは勝利を手にするのですが、結局は体勢を立て直した十二支の動物たちに敗れてしまうのです。

その絵巻のタヌキを現代風にかわいらしくアレンジすると、こんな感じでしょうか…。

タヌキ①(イラスト:数学科 高橋)

でも、実際に大妻多摩にやってくるタヌキは警戒心が強く、すぐに逃げていってしまうのですが…。

タヌキ②  (写真撮影:保健体育科 川村)

(文:国語科 小玉)