大妻多摩中学高等学校

第128段

 外来語を使うと、なぜか響きがかっこよくなる……。

 我々日本人は、どうしてもこのことから脱却できない。日本語で表現すべきものをあえて横文字で言ってしまう。学校の社会でも残念ながらこの感覚が蔓延している。

 カリキュラム、マニュアル、シラバス、ガイダンスなどなど……。日本語で表すとどうなるのか? 教育課程、手引き、授業要覧、指導であろうか。これではダメなのか。

 昔から、日本人は柔軟に異質なものを受け入ることが、比較的得意な民族である。そのことも影響した結果だろうが、あまりにも氾濫しすぎてはいないか。

 高2、高3では「レディー講座」を実施している。冗談だが、「淑女講座」はどうだろうか? 「レディー」と「淑女」。『語感の辞典』で調べてみよう。

井の中の高野聖