大妻多摩中学高等学校

第139段

 ある行動を自らに課し、毎日続けることは本当に大変である。あのイチロー選手は、学生のころ、毎日毎日バッティングセンターに通い、練習をしていたという。継続は力なりである。

 そして大妻多摩にも、イチローに負けないくらい生徒のためにあることを続けている教員がいる。彼は、雨の日も嵐の日も毎朝生徒を正門で迎え挨拶をしている。これはすごい。並大抵の覚悟でできることではない。

 ただ心配なのは、毎日のことなので空気のように日常の「当たり前」となって、我々が過ごしてしまってはいないかということである。我々にとってまた生徒にとっても大切なことは、形にあらわさなくても「感謝」の気持ちを忘れず、そして明るく挨拶することではと感じている。

 空気はなくなると生きていけない。それぐらいの日常恒例行事となっているのではないだろうか。

井の中の高野聖