大妻多摩中学高等学校

第144段

 大妻多摩中学高等学校ラクロス部顧問のラクロスよしなしごと⑩になります。

 12月23日(金)に、駒沢第一球技場で行われた Winter Open 2011 において、大妻多摩中学校ラクロス部1年生は、国本女子中高と合同チームで出場し、3位に入賞致しました。

Winter Open 2011-1

 Winter Open とは、ラクロス経験1年目の選手が出場する大会です。この大会に限り、通常12名の出場選手で行われる女子ラクロスを8名の出場選手で、より狭いコートで行います。中学1年生でラクロスを始めるチームは全員中学1年生のチーム、高校1年生からラクロスを始めるチームは全員高校1年生のチーム、中高一貫校で高校からの入学生があるチームでは中学1年生と高校1年生が混在したチーム編成で出場します。

 今年の本校ラクロス部への中学1年生入部者は6名しかいないため、そのままでは大会出場が出来ませんでしたが、国本女子中高さん(チーム名 GRIFFINS)も1年生が少ないため、両校の合同チームで参加することになりました。

 今年の中学1年生は人数が少ないことと、今年の本校チームのスケジュールが春のTeen’s Cupと同時に全国大会があり、その後秋のAutumn Cupが決勝戦まで進出したため、ほとんど練習の面倒を見てあげられず、練習や試合に対するモティベーションに懸念がありましたが、練習自体には日頃から熱心に取り組んでおり、上級生からの評価も高かったので、何とか Winter Open への出場だけはさせてあげたいと思っておりました。そう考えている中、国本女子さんも人数が少ないと聞いた時は、千載一遇の機会を得たと考えました。国本女子さんの行うラクロスは本校ラクロスが目指しているラクロスと非常に深い親近性があり、練習を何回か行えば多分チームとして何とか機能するのではないか、という淡い期待もありました。

Winter Open 2011-2

 合同練習は結局2学期期末考査明けに3回しか行えなかったのですが、最初はお互い名前も分からず戸惑っていましたが、練習を重ね試合形式の練習を何度も行う中で試合に必要なコミュニケーションが自然と出来るようになりました。得点を取る形の最初は1人に任せっきりだったのが、それ以外の選手も得点に関わるようになってきて、守備もゴーリー任せのような守備からしっかりと相手に最後までマークするという意識が芽生え、何とか形になるような試合になるのではと確信致しました(もちろん勝敗は度外視してですが、合同チームなのでお互いの学校の生徒でだけ固まるのではなく、試合中にお互いが1つのチームとして機能して、尚且つ勝利を目指すという意味です)。

Winter Open 2011-3

 大会当日はこちらが驚くほどチームとして全体が機能し、期待と予想以上の結果を全員で残してくれました。入学してからこの日まで全員でこの大会を目指してきた他チームとは違い、それぞれ別のチームで練習をしていたチーム同士が人数の少なさを理由に合同チームを結成して3回の合同練習しか行えず、参加した大会でこの結果を残せたことは正直驚きです。大会で入賞して生徒達が自分達に自信を持つということはもちろん重要ですが、顧問としては国本女子さんと合同チームを組んで、お互いが自分達のプレースタイルを適合させつつ1つのチームとして機能したことの方がより嬉しく思います。それを達成するためにはやはりお互いの事を理解し、意思疎通を図る意志が必要となるからです。

Winter Open 2011-4

 今年の中学1年生にとってはかなり実りある経験が出来た12月であったと思います。他の中学1年生の多くが楽しいスキー教室に行っている中、グランドで大声を出しながら走り回り、顧問や上級生に厳しく指導されながら連日の練習を行った結果は自分達の自信に繋がるでしょう。また今後の目標も明確になったため、今後の練習が楽しみでもあります。何事にも当てはまりますが、一生懸命取り組み、その結果成功した時は大きく喜び、挫折したときには悔し涙を流し、より高い結果を求めて更に一生懸命取り組む、この一連の作業を繰り返すことで自信が生まれ、プライドが生まれると思います。中学1年生には自分達が勝ち取るべきプライド、その一端でも垣間見えたのではないでしょうか。

英語科 田辺