大妻多摩中学高等学校

第171段

 「適当に答える」というと、私たちは何となく「いい加減、ちゃらんぽらんに……」ととらえてしまう。しかし、本当にそれだけでよいのだろうか。例えば、「適当」という言葉を「ちょうどよい」「ほどほどバランスがある」と解釈する場合もあるはずだ。

 この「適当」という言葉を考えているうちに、「○○し過ぎる」のはよくないと思うようになった。「頑張りすぎる」「さぼりすぎる」 これは極端にあたる。何事に対しても「ほどほど」に続けていくことが「適当」なのだろう。

 仏教ではこれを「中道」という。改めて「中道」の大切さをかみしめたい。

井の中の高野聖