大妻多摩中学高等学校

第174段

 この10年間で、ゆるやかかもしれないが大妻多摩は着実に変わっている。行事に対する生徒の関わりがそのひとつだろう。以前は、多くの部分で教員主導が前提であった。下準備や一般生徒への指示など、教員が目立っていた。

 しかし、今、大妻多摩ではむしろ生徒が全面に出て活躍している。合唱祭における歌指導や文化祭における文化委員の動き。高校3年生による中1に対する文化祭指導もそのひとつだ。

 そして、体育祭でもさらなる一歩が進みつつある。昨年まで、予行では教員が全面に出て、体操や行進の指導にあたっていたが、今年は体育委員長が台に立ち、体操の指導や全体の動きを仕切っている。もちろん完全ではないかもしれないが、生徒自らがつくる行事へと大きく脱皮していることが実感できる。

 この流れが定着できるよう、私たち教員は「覚悟と勇気」を持って見守っていきたい。

井の中の高野聖