大妻多摩中学高等学校

第185段

4月19日「余録」…菅原道真がうけた論述試験
4月20日「余録」…欧州のペスト流行、中国王朝交代時の人口変化
5月17日「天声人語」…タレーランの言葉「なにごとも学ばす、なにごとも忘れず」
5月22日「余録」…「しび」(マグロ)と大伴家持・山部赤人
5月24日「天声人語」…「ビリケン」と寺内正毅

などなど……。新聞のコラムを読んでいると、歴史を題材とした文章が多い。やはり歴史に学ぶ姿勢の大切さを痛感する。世間では、「語学と科学技術の充実」が流行で、「日本再生」における教育の目標となっているが、前提としてしっかりとした母国語力と歴史への造詣が不可欠なのではないだろうか。政治家の挑発的な発言から、生意気だが少々不安を感じる。小学校からの英語授業の充実もよいが、母国語である日本語力の充実こそが最大の優先事項と考えるのは、やはり「今どき」ではないのだろうか。トレンド? いや流行にのるばかりでは、土台のしっかりした教育にはならないと、つい一般受けしないことを考えてしまう。私の悪い癖である。

井の中の高野聖