大妻多摩中学高等学校

第188段

「今日の気分」岩泉③

いよいよ最終日。被害の大きかった田老地区に行きました。
もうがれきなどはほとんどなく、草の生えた広い空き地ばっかり。震災前の写真と比べても本当にここに町があったとは思えません。自然の力の恐ろしさを感じました。

遊覧船に乗って海鳥と戯れました。なんと!なにを考えたのか1羽の海鳥が矢澤先生の頭に止まろうとしてすべるすべる。爆笑です。

岩泉の方たちが何度も生徒におっしゃっていたことをお伝えします。
「多分あなたたちの所に津波は来ないだろうけど、もし来たなら、ともかく近くて高い所に自分1人でも逃げなさい。なにも取りに戻ってはいけない。お位牌を取りに行ったり、子どもを迎えに行ったりした人が亡くなっています。今もまだみつかっていない人もいます。ともかく1分1秒でも早く逃げなさい。」

小本中の小野先生は「もう支援はいいです。支援とはする方が上の立場、される方は下の立場になってしまいます。かわいそうな子とうちの生徒を思わないでください。これからは今回の合唱のように対等の立場になって、一緒に何かをさせてほしい。」とおっしゃっていました。
新しい関係をみなさんで考えましょう。

   国語科   武江