大妻多摩中学高等学校

【生徒会】3.11に寄せて

2011年3月11日。
大勢の方の命を奪い、街を壊したあの東日本大震災が起きた日から、今日で6年が経ちました。
被害に遭われた方に深くお見舞い申し上げると共に、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

私達生徒会は2011年の冬から被災地である岩手県岩泉町への訪問を続けています。
地元の中学校の生徒の方と一緒に合唱コンサートを開いたり、両校バレーボール部の合同合宿を行ったりと交流を続けてきました。

昨年の夏は岩手県の陸前高田市、宮古市田老地区、岩泉町小本地区を初めとする被災地で「学ぶ防災」学習を行いました。その訪問の中で一番心に残った言葉に「津波てんでんこ」があります。この言葉は「津波が来たら各自てんでんばらばらに逃げなさいという意味だそうです。初めてこの言葉を聞いた時、他人を見捨てて自分だけが逃げるのは酷ではないかと思いました。しかし地元の方の体験談や東日本大震災で得られた教訓などのお話を伺っているうちに、この言葉はお互いに信頼しあっていないと成立しないことにだんだんと気づき、普段から家族や地域の方とコミュニケーションをとったり、防災に備えることがいかに大切かが分かりました。だからこの貴重な経験を無駄にしないよう、私達は少しでも多くの人にこの教訓を伝えていきます。

また、明るい未来に向け少しづつ復興が進んでいた矢先、昨年の台風により本校と交流を続けている岩手県岩泉町が震災以上の甚大な被害を受けました。ニュースを通して、自分たちが歩いたことのある道が土砂に埋まっている映像を目にした時には驚き、思わず目を疑ってしまいましたが、地元の方の「こんなことで負けるわけにはいかない」という言葉を聞き、訪問した際にふれあった方々の前向きで力強く温かい人柄を思い出しました。

少しでも早く復興出来ることを心よりお祈り申し上げます。

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