大妻多摩中学高等学校

【校長室より】「ラブ・アクチュアリー」

9月23日から26日までの4日間、オーストラリアのブリスベーンにあるブリジディーン・カレッジから12人の生徒と二人の先生が大妻多摩中高を訪問しました。ブリジディーンと大妻多摩とは3年前に姉妹校提携を締結して以来、交換留学生として大妻多摩からも毎年二人の生徒がターム留学しています。このたびのブリジディーンからの生徒たちは大妻の生徒宅に3泊ホームステイしながら授業にも出席して日本の高校生活を味わいました。生徒たちは日本語を勉強しているので少しは日本語を理解できます。また大妻の生徒は英語を勉強していますから互いのコミュニケーションにさほど苦労はありません。でもブリジディーンの生徒の中にも海外旅行が初めての生徒もおり、旅行の疲れと異文化に対する緊張から初日はあまり笑顔が見られませんでした。でもいざお別れというときになると、互いにプレゼントや手紙を交換したり、ハグしあったりして涙を流して別れを惜しんでいました。同年代の生徒ですから「楽しかったわ」「また来てね」「ぜったいまた会いましょうね」「お世話になってありがとう」などと短い言葉を交わすだけでも心が通じ合っているように見えました。ブリジディーンの生徒たちが大妻多摩での素晴らしい思い出を持ち帰ってくれればいいと思いました。

ステイ先を提供して下さったホストファミリーの皆様、バディの皆さん、お世話になりましてありがとうございました。

 

ラブ・アクチュアリー① ラブ・アクチュアリー③

 

英米合作映画『ラブ・アクチュアリー』(2003封切り)のオープニングシーンでは、ロンドンのヒースロー空港の送迎ゲートでの出迎えや見送りの様子がアップで映し出されます。
親子、恋人、夫婦たちは互いにハグやキスを交わしながらしばしの別れを悲しんだり、再会の喜びに浸ったりします。そんなシーンにかぶさって来るのが、この映画のタイトル”Love Actually”です。ヒュー・グラント、コリン・ファース、エマ・トンプソン、リーアム・ニーソンなどの有名俳優たちが出演するこの映画は、ある年のクリスマスの前後の人間模様が描かれています。英国首相と秘書、作家とメイド、母を亡くした少年とクラスメートの少女など、何組かの男女の恋愛がクリスマスに結実する様子がロマンチックに描かれており、私の大好きな映画の1つです。

 

ラブ・アクチュアリー④ ラブ・アクチュアリー⑤

 

 

タイトルとなった『ラブ・アクチュアリー』ですが、これは映画の冒頭にでてくる“Love actually is all around”の最初の部分であり「愛はほんとうは至る所にある」という意味、唐木田駅での生徒たちの別れのシーンを見て、私が思い出したのはこの映画のこのシーン。「ラブ」というのは男女間の恋愛感情だけでなく、親子の愛情もあり、友人同士の友情もあり、愛犬や愛猫への愛情もあります。オーストラリアと日本と生まれも育ちも違いますが、ほんの3、4日共に過ごすだけでも両校の生徒たちの心が通い合ったと感じた一瞬でした。

 

ラブ・アクチュアリー②