大妻多摩中学高等学校

【校長室より】大妻学院のシンボルフラワー、ユリの花

キャンパスの白百合
キャンパスの白百合

8月下旬から多摩キャンパスには白百合が咲き始めます。マドンナ・リリー(Madonna Lily)ともいわれる白百合はキリスト教では純潔を表し、中世では聖母マリアの象徴としてさまざまな絵画に描かれています。また白百合はフランス語ではフルール・ド・リス(Fleur-de-lis)といい、フランス国王の紋章としてデザイン化されています。王権の象徴であるこの白百合は、ジャンヌ・ダルクが掲げていた旗にも描かれていたことでよく知られています。

 

ユリの花は大妻コタカ先生がお好きな花として同窓会誌のイラストなどでもよく使われていますが、先生がその「清楚で謙虚なすがたを特に愛でた花で、大正10年に創刊された機関誌の名称にも『白ゆり』の名をつけています」と、大妻学院のHPに書かれています。

『母の原像』の裏表紙
『母の原像』の裏表紙にも
ユリの花が描かれています。

「らしくあれ」と並んで、女性のあるべき姿として「匂いやかなれ」という言葉があります。「たとい平凡な一人の女性であっても、私一人がそこにいることによって、何か周囲の人々のために、女性としての小さいつとめを果たすことが出来るならば、幸いであると思います。「女性は匂いやかなれ」 私共は、いつもなごやかな女性らしさ、ふくよかな女性らしさを失わないように、心したいものであります」(花村邦昭著『母の原像』)

 

キャンパスの白百合はその姿どおり、清楚で凛とした美しさを周囲にふりまいています。「清く正しく美しく」という言葉がありますが、白百合は決して自分の美しさをおごることなく謙虚で誠実な女性を表しているようで、コタカ先生がお好きだったのもなるほどとうなずけます。このユリの花は大妻学院100周年のシンボルマークとして、校章の糸巻と合わせてデザイン化されました。

 

100周年 ロゴタイプ
大妻学院のシンボルマーク