大妻多摩中学高等学校

【校長室より】世界を知ることは日本を知ること―英国セミナ―に出発しました

英国セミナー出発①梅雨が明けた19日、中学3年生と高校1年生46名が元気に羽田国際空港から英国セミナーに出発しました。集合時間は朝の9時半でしたが、それより一時間も前からご両親などと一緒に生徒たちが集まり始めました。ご両親たちの「元気に行ってらっしゃい」の声に応えて、みな心を躍らせて出発ゲートを入って行きました。

研修先はロンドンから南西に3時間ほど車で行ったところのコッツウォルズ地方のチェルトナム、19世紀末の「アーツ&クラフト運動」を起こしたウィリアム・モリスがその田園風景の美しさに大いに影響を受けた場所として知られています。大妻多摩生はホームステイをしながら2週間の英語研修を行い、その後はオックスフォードではブレナム・パレス、ウィンザーではウィンザー城とイートン校などを見学します。

英国と日本とはいくつかの共通点があります。両国とも歴史と伝統がある島国です。両国とも立憲君主制の国であり、大統領ではなく首相がいます。ロイヤルファミリー(英国王室と日本の皇室)がいるという点も同じです。ウィリアム王子とキャサリン妃の第二子であるシャーロット王女のご誕生のニュースは英国だけでなく世界中で大きな話題になりましたね。ご長男のジョージ王子のかわいい外出着の赤い半ズボンもメディアの注目の的になりました。

英国セミナー出発②ステイ先では生徒たちはさまざまな初めての体験をするでしょう。ホストペアレンツやきょうだいたちとコミュニケ―ションをとるためには、今まで授業で習った英語を使わなくてはなりません。一人で、またはお友達と協力して、どうしたら相手に分かってもらえるか考えてみることが勉強です。研修先のグロスターシャー・カレッジでは先生方はみなイギリス人です。授業中には積極的に英語で答えたり質問できるでしょうか。クラスにはほかの国からの留学生もいます。さまざまな国のクラスメイトと話すことによって、彼らと共通点も相違点も見つかるかもしれません。

英国と日本は似たところがあると言っても生活習慣は全く違います。食事や掃除、洗濯、入浴などの日常的なことにもステイ先のお宅のきまりがあるでしょう。生徒たちは異文化を体験する同時に、英国人に日本文化を伝えるという役割もあります。英国文化や習慣の良さを理解するとともに、日本の文化のすばらしさと日本人としてのアイデンティティー(日本人らしさ)も再確認するでしょう。英国滞在中は夢中で過ごすかもしれませんが、考え方も勉強の仕方もきっと変わって、物事を多面的に見ることが出来るようになり、帰国後は自分では気づかなくても一回りも二回りも成長していることと思います。