大妻多摩中学高等学校

【校長室より】What’s in a name?―名前っていったい何なの?

“What’s in a name? That which we call a rose
By other name would smell as sweet.”

(名前っていったい何なの? わたしたちがバラと呼んでいる花を別の名前で呼んだとしても、甘美な香りは変わらない。)

これはイギリスの詩人であり作家であるウィリアム・シェイクスピアの悲劇『ロミオとジュリエット』(Romeo and Juliet, 1595?)の有名なバルコニーのシーンで、ジュリエットが言う独り言(自問自答)です。

O Romeo, Romeo! Wherefore art thou Romeo?

(おお、ロミオ、ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?) 

あなたがモンタギュ-家のロミオでなかったら自由に恋ができたはずなのに、どうしてあなたはロミオなの? 二人は恋に落ちますが、敵対している家柄のため彼らの愛は許されるはずもありません。物陰に隠れていたロミオはジュリエットのこの言葉を聞きますが、出て行くべきなのか、そのまま隠れているべきなのか悩みます。

そしてこれに続くのが冒頭に挙げた“What’s in a name.”です。「名前にどういう意味があるというの?」という言葉なのです。
 

2919 2922 2920
2924 2918 2921

 
 
さて中高棟のグラウンドにはさまざまな色のバラがその美しさを競い合っています。まだ寒い季節から社会科のN先生が肥料をやったり余分の枝を剪定したりして丹精込めて育ててきたサーモンピンク、ホワイト、深紅、そしてピンクのバラが、今年は一度に咲き始めました。「きれいなバラにはとげがある」などとも言いますが、バラはやはり花の女王様です。

梅雨前の多摩キャンパスには様々な花が咲いています。