大妻多摩中学高等学校

【校長室より】ローハイド

ローハイド

昨年の体育祭でお目にかかった「ローハイド」、「あ、懐かしい名前の競技だな」というのが第一印象でした。競技が始まると、あの懐かしい『ローハイド』の主題歌ではない、なんだかポップ調の速い曲がバックに流れ、目の前には騎馬戦らしき戦いが繰り広げられていました。「違う!これローハイドじゃない!」

 

ローハイド② ローハイド①
大妻多摩のローハイドは、最後に投げ縄で缶を落とします。

 

「♫ ローレン、ローレン、ローレン、ローレン、ローレン、ローレン、ローハイド!♫(ぴしっ!)(鞭の音)」これが私が知っているローハイドだったのに。。。

 

そこでウィキで調べてみますと、なんと各地の小中学校の運動会で「ローハイド」が行われていることがわかりました。いまどき、騎馬戦は「ローハイド」と言うのですね。

『ローハイド』は『ララミー牧場』や『ボナンザ』などと並んで、私の子ども時代のお気に入りのテレビドラマ(西部劇)でした。当時(っていつのことでしょう?)、アメリカのテレビドラマがたくさん日本でも放映され、娯楽番組の少ない時代でしたから、アメリカから届くホームドラマや西部劇に、子どもたちは毎晩テレビにかじりついて見たものです。その一つが『ローハイド』でした。

 

時代は1860年代後半の南北戦争直後に設定され、フェイバー隊長が率いるカウボーイたちが、テキサスからミズーリ州まで3000頭の牛を追いながら移動する、その先々で起こる事件が毎回のエピソードとなっていました。エリック・フレミング演じるフェイバー隊長の「さあ、行くぞ,出発!」というかけ声で毎回のエピソードが始まっていました。さてこれは英語ではなんと言っていたのでしょうか。調べてみると“Head’em up! Move’em out!” だということがわかりました。直訳すると「前進しろ、移動させろ」という意味でしょう。また先ほど挙げた主題歌は実際になんと言っていたのでしょうか。

 

Rollin’, rollin’, rollin’, Rawhide!

Keep movin’, movin’, movin’,

Through the streams are swollen

Keep them doggies rollin’. rollin’, Rawhide!

 

You Tubeや歌詞を検索すると、いくつかのバージョンがありますが、わたしが「ローレン」と聞いていたのは’rolling’だということがわかりました。この’rolling’ とはおそらく牛追いのかけ声であり、訳すと「(牛たちよ)行け、行け、行け、ローハイド。進め、進め、進め、増水した小川を越えて、子牛たちも進め、ローハイド」となるでしょうか。そもそも「ローハイド」とは「生皮の鞭」ですので、歌詞の間にむち打ちの「ぴしっ」という音が入っていたのですね。

 

この『ローハイド』は再放送されたこともありますが、いまではYou Tubeで見ることもできます。それにしても、テレビジョンエイジに育った私としては、騎馬戦「ローハイド」のBGMは是非ともあの『ローハイド』の主題歌にしてほしいものです。