大妻多摩中学高等学校

【校長室より】朝のトイレ清掃(その2)

「大妻多摩中学高校の1日は、『朝のトイレ清掃』から始まります。この朝のトイレ清掃は、平成3年の2月から開始され、わが校の伝統のひとつとなっております」

この文は平成12年3月発行の大妻学院同窓会誌『ふるさと』からの抜粋です。これによると、平成12年当時は中学1年生から高校3年生までの各クラスの日直2名が、各階のトイレを掃除していたと書いてあります。生徒たちは割烹着と三角巾を着け、美化委員が日直の出欠を取り、委員の指導のもとに掃除をしていたそうです。

「放課後は各クラスの終了時間に差があり、全員揃わない。清掃時に利用者がいる」という理由で、放課後ではなく朝に掃除をしていたそうです。日直ならば、月に一度は当番に当たり、清掃する人の立場や気持ちが理解でき、自然にきれいに使用するようになります。

さて時代はそれから15年経た平成27年になっても、トイレ掃除は大妻多摩の伝統として続いています。現在は、毎日放課後に中学一年生の掃除当番数名が2階のトイレを掃除します。創立してから28年の月日がたった大妻多摩ですから、和式トイレも老朽化していました。そこで3年前から高校生の教室がある3階から順に、ウォシュレットのついたきれいな洋式トイレに改装されました。今年の夏休みには1階の中学生のトイレもようやく改装されて壁などもきれいになりましたから、掃除はずいぶん楽になったと思います。

 

トイレ掃除⑥
トイレ掃除の順序

 

「トイレ掃除の順序」と書いてあるこのポスターは、ついこの間まで中学生のトイレに貼ってあったのですが、残念ながらトイレ改装に伴って取り外されてしまったようです。このポスターを見ると、まず個室の3方の壁とドアをきれいに拭き、次に便器の周りを雑巾で拭きます。次に便器の中をブラシでごしごし磨き、最後に床に落ちている髪の毛などをペーパーで取ることと書いてあります。学校でのトイレ掃除が習慣になって自宅でも率先して掃除するようになったとか。人に言われなくても自分で使ったところは自分できれいにする、とてもよい習慣だと思います。