大妻多摩中学高等学校

Ms.Yamane Down Under〔第12回〕

Ms.Yamane Down Under

12回「ウロンゴンの紹介」 

ごきげんよう。大妻多摩では試験返却も終わり、学校生活が落ち着いてくる時期ですね。私は先週、大学院の春期コースが無事に終わり、同時並行で夏期コースが始まりました。学部生は今週、試験のある科目が多く、図書館は連日にぎわっています。試験や課題提出が終われば、夏期コースを履修しない学生さんたちは楽しい夏休みを迎えることになりそうです。

 

さて、今までの連載ではオーストラリア全体に関するトピックを扱うことが多かったのですが、今後はもう少しローカルなお話が多くなりそうです。今回は、私が現在住んでいるウロンゴン (Wollongong)の街を紹介します。

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街の灯台 高台から眺めた街の展望

連載第2回・第3回でも少し紹介しましたが、ウロンゴンはシドニーから電車で南に1時間半ほどの海岸沿いに位置します。ニューサウスウェールズ州ではシドニー、ニューカッスルに次ぐ人口数(201511月現在:21万人弱)を誇り、歴史的には炭鉱業・製鉄業で栄えた街です[i]

 

街の名前は「ロンゴン」と「ウ」を強く発音します。街の図書館のホームページ[ii]によると、ウロンゴンという地名はオーストラリアの先住民であるアボリジニの言葉に由来し、意味には諸説あるようです。

① 海の音を表しているオノマトペ(擬音語)

② 先住民が初めて白人の帆船を目にしたときに発した驚きと恐怖を表す言葉
(発音は
“Nywoolyarngungh”で意味は「見ろ!怪物が来るぞ」)

「海の音」という意味の “Wol-lon-yuh” という言葉

「王族同士の結婚式場」という意味の “Woollungah” という言葉

⑤ その他、「水辺の陸」「海の歌」「波の音」などの意味がある

写真でも分かる通り、海と山、両方の美しさに囲まれた街です。私は野鳥が多いことが一番気に入っています。

 

ところでウロンゴンは、日本の川崎市の姉妹都市だそうです。それを知ったとき、私は一気に街に対する親近感がわきました。大学の隣のBotanic Garden (植物園)には、交流の一環で寄贈されたKawasaki Bridgeという橋があります。

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Kawasaki Bridge 植物園の「乾燥地ゾーン」

 

第4回の連載でも紹介した通り、ウロンゴンはとても国際性豊かな街です。大学にも、世界中からの学生がいます。次回は、私が通っているウロンゴン大学の様子をお伝えする予定です。

 


[i] Forecast.id 2015, Welcome to Wollongong city population forecasts, Wollongong City of Innovation, viewed 31 October2015, <http://forecast.id.com.au/wollongong/home>.

[ii] Wollongong City Libraries 2015, Parish of Wollongong county of Camden: History, Wollongong City of Innovation, viewed 31 October 2015,< htttp://www.wollongong.nsw.gov.au/library/onlineresources/suburbprofiles/pages
/wollongong.aspx>
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  ※この連載で使用している画像は、山根本人が撮影した写真か、bing.comで「無料で共有および使用」もしくは「無料で変更、共有、および使用」のライセンスフィルターをかけて検索した画像です。