大妻多摩中学高等学校

Ms. Yamane Down Under〔第11回〕

Ms.Yamane Down Under

11回「オーストラリアの英語」 

G’day mate! How are you going? (やあ、こんにちは!元気かい?)ごきげんよう。今回はオーストラリアの英語であいさつしてみました。アメリカ英語で言えば、‘Hi! How are you doing?’でしょうか。だいぶんカジュアルな出だしになってしまいましたが、オーストラリアの昔ながらの英語は「オージー・イングリッシュ」と呼ばれ、日本の学校で習うことの多い北米の英語とは異なる点がいくつかあります。今回は、オーストラリアで使われる英語の語彙、つづり、発音をいくつか紹介します。

 

まずはオーストラリア英語のスラングです。スラングとは、「特定の社会や階層でのみ使われる」言葉のことです(広辞苑より)。カジュアルな場面で使う、日常語のようなものだと思ってください。以下に、スラングを8つ紹介します。どんな意味でしょうか?

 

(1) Aussie

(2) brekky

(3) brolly

(4) joey

(5) lollies

(5) mozzie

(6) sunnies

(7) veggies

 

 

(2)(3)のヒントです。


2015yamane0927_01


2015yamane0927_02

某ファストフード店の看板です。
‘brekky’の意味は…?
時刻をヒントにしてみてください。

雨の日に建物の入り口に置いてありました。
‘brolly’ の意味は…?
ちなみに‘bag ~’は「~を袋に入れる」
という意味です。

 

 

答えです!

 

(1) Aussie(オージー)

Australian

オーストラリアの、オーストラリア人

(2) brekky(ブレッキー)

breakfast

朝食

(3) brolly(ブロリー)

umbrella

(4) joey(ジョーイ)

baby kangaroo

カンガルーの子ども

(5) lollies(ロリーズ)

candy/sweets

あめ、お菓子

(6) mozzie(モジー)

mosquito

(7) sunnies(サニーズ)

sunglasses

サングラス

(8) veggies(ベジーズ)

vegetables

野菜

 

語末が イーという音に変化するものをピックアップしてみました。‘Veggies’ は北米でも通じます。フォーマルな場面では使えませんが、いつかカジュアルな会話で使ってみてもいいかもしれません。ちなみに姉妹校ブリジディーン・カレッジがあるBrisbaneの略称は ‘Brissie (ブリッジー)’ です。

 

オーストラリアはイギリスの植民地であったため、上記の略語はイギリス英語で使われているものも多いです。また、スラング以外にもイギリス英語と同じ語彙が多く使われます。たとえば、「1階」はイギリス英語と同じ ‘ground floor’、「2階」は ‘first floor’ となります。また、つづりもイギリス英語とほぼ同じです。例えば、‘color’はイギリス英語と同じく‘colour’‘center’ ‘centre’‘organize’ ‘organise’ とつづられます。

 

発音に関しては、オーストラリア英語はロンドンの下町英語のcockney (コクニー)に似ていると言われており、母音の発音に特徴があります。有名なのは「エイ アイと発音する」という特徴でしょうか。たとえば冒頭の ‘G’d day (Good day)’ グッではなく グッに、 ‘mate (オージー・イングリッシュで「友だち」)’ イトではなく イトになるといった調子です。

 

ただ、発音は地域、年齢などにも影響され、全員が昔ながらの「オージー・イングリッシュ」の発音をするわけではありません。また、連載第4回でも紹介した通り、オーストラリアは移民を多く受け入れている国です。様々な英語を話す人がいることこそ、オーストラリアの英語の特徴なのかもしれません。

 

それではみなさん、ごきげんよう。‘Ooroo, mates!’ (See you ! Bye!)

 


  この連載で使用している画像は、山根本人が撮影した写真か、bing.comで「無料で共有および使用」もしくは「無料で変更、共有、
および使用」のライセンスフィルターをかけて検索した画像です。