大妻多摩中学高等学校

【教員つれづれ草】第207段

「祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。……」
「つれづれなるままに、日くらしすずりにむかひて、……」
「……国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、……」
これらのくだりは、中学生の頃に暗誦した覚えがある。今もふとしたときに自然と口から出てくる。大切な言葉や文章は何度も何度も声に出して暗誦したものだ。
だが、昔にくらべるとこのような暗誦する文化が少し弱まっているような気がする。声にだして反復し「型」をしみこませることは重要だろう。今再び、このような教育を実践してみてはと個人的に思っている。
「手まめ、足まめ、耳まめ、目まめ、口まめだけは気をつけること」
「理想は高遠に、実行は足もとから」
大妻学院の学祖も含蓄のある名言を残している。暗誦に値する言葉ではないだろうか。

井の中の高野聖