大妻多摩中学高等学校

Ms. Yamane Down Under

Ms. Yamane Down Under

はじめに

英語科の山根です。1年間の留学のため、日本が温かな春を迎えるころ、初秋のオーストラリアに降り立ちました。南半球にあるオーストラリアは、日本とは季節がほぼ反対です。それだけでなく、世界で6番目に大きなこの国は、東部から西部にかけて3つの時間帯や5つの気候帯が存在するなど、日本とは異なる点がたくさんあります。

 歴史的には、連邦としての成立から114年という比較的若い国で、多くの移民から成る多民族国家でもあります。オーストラリアにとって日本は主な輸出相手であり、日本に興味を持つ人々も多いでそうです。

 また、オーストラリアには地理的孤立によるユニークな動植物の生態が存在しています。これらを観光に生かしつつ、豊かな自然を守ろうという意識が高いのもこの国の特徴です。

 大妻多摩では2013年にオーストラリアのブリジディーン・カレッジと姉妹校提携をして以来、様々な交流プログラムがスタートしています。今後もより親密な交流を続けるために、この連載を通して、オーストラリアの魅力について少しでもみなさんに伝えられれば幸いです。オーストラリア初心者の私ですが、一緒にこの国について学んでいきましょう!

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※ この連載で使用している画像は、山根本人が撮影した写真か、bing.comで「無料で共有および使用」もしくは「無料で変更、共有、および使用」のライセンスフィルターをかけて検索した画像です。


 

 

 

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オーストラリアの地図
(http://carnogold.wikispaces.com/file/view/blank_
Aust3.JPG/52371809/blank_Aust3.JPGより)



第1回「ダウン・アンダーとは」

私の好きなディズニーキャラクターのひとりは、『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』に出てくる(たぶん主人公の)ネズミのバーナードです。この映画、なんと舞台はオーストラリア。幼少の頃の私のオーストラリアに対するイメージ(「広大な砂漠とサバンナ、ワニの大群」)には、たぶんこの映画が大きく影響しています。

さて、この映画の原題はThe Rescuers Down Underといいます。私はここで初めて「ダウン・アンダー」という言葉に出会いました。なんだこれ、と思って調べてみると、「イギリスの人たちから見て地球の正反対側の/下の方にある」だそうです。用法をいくつか紹介しますと:

①形容詞 = in Australiaと同じ意味。 the people down under「オーストラリアの人々」
②副詞 = in Australia / to Australiaなどと同じ意味。 We traveled down under for our vacation. 「旅行でオース   トラリアに行った」
③名詞:Down Under「ダウン・アンダー(オーストラリアのこと)」

などが挙げられます。ちなみに、ニュージーランドに対しても同様に使われるそうです。映画の舞台はオーストラリアなので、原題は「レスキュー隊員、オーストラリアへ」という意味なのですね。語呂が素敵なので、この連載のタイトルもMs. Yamane Down Underにしました。意味は Ms. Yamane in Australiaだと思っていてください。

ところで、そもそもなぜ「イギリスの人たちからみて」なのでしょうか。また、オーストラリアには「広大な砂漠とサバンナ」以外にどのような地域があるのでしょうか。次回以降、これらの点についてもお伝えしたいと思います。

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南半球の国では地図の上辺を南にしているものがある。
ただし日常的に使われるものではない。
(http://static.flickr.com/103/306918356_7af55405a1_m.jpgより)