大妻多摩中学高等学校

【教員つれづれ草】第249段

数ヶ月前のことだが、教育実習予定者(卒業生)とお食事をする機会があった。
2人は大学での学びや人との関わりについて話してくれたが、その話で印象に残る言葉があった。

「大妻多摩の出身者は、1を2にも3にもしていくことは得意かもしれないけど、もしかしたら、0から1を つくるのは少し苦手かも?」
大学のゼミで型破りな友達(他の女子校出身者)と関わることで感じたらしい。

もちろん人にはそれぞれ得意分野がある。その特性による限界はあるだろう。しかし、正解のない未来社会を生きるためには、0→1を自由に考える必要もある。
私はこの発言をとても印象深く受けとめた。 0→1にするアプローチもしていかなければ、と反省すると、2人は「でも1を2や3にすることは大切だし好きです。これは強みです。」と言ってくれた。

大学生になると、客観的に分析しつつも自らの強みを認識することもできるのだととても嬉しかった。

井の中の高野聖