大妻多摩中学高等学校

【教員つれづれ草】第248段

 グローバル化が進むということを、どうとらえるべきか。

①世界がより身近となり、幸せな世の中になる。
②ボーダーレスとともに利害がぶつかりあい対立が増える。

 どちらだろうか? ①も②もだろう。むしろ油断していると②の状況が増すのではないか。アメリカをみてみよう。ますます内向き指向でむしろ自国中心主義が広がっている。利害のぶつかりあいが進むと、「戦争」になってしまう危険性もあるのだ。この想像は極端かもしれないが、油断は禁物。

 だからこそ教育の力が大切である。「戦争は絶対にいけない」と生徒に伝える使命が私たちにはあるのだ。国際化が進むからこそ、その軸に「平和教育」をおかなければならない。

カントの言葉(第222段)にあるように、「平和状態」を根付かせていかなければならないのだ。「国際」だからこその「平和教育」。この精神を忘れずに訴えていきたい。

井の中の高野聖