大妻多摩中学高等学校

【教員つれづれ草】第238段

 大妻多摩の体育祭は、4色対抗である。1組が青色、2組が赤色、3組が白色、4組が黄色となっている。中1から高3まで、全学年が4色に分かれて戦うのである。
 これまで、各クラスは朝練や昼連に励んできた。毎年思うのだが、生徒は本当に一所懸命に練習をしている。「勝ちたい」という気持ちは相当だ。個々に温度差はあるのだろうが、最終的には団結する。
 最近では、競技直前の待機場所で円陣を組むクラスも多い。一つの慣行ともいえる。そばで見ていて、とても微笑ましく思う。行事をしらけさせることなく、「勝ち」にこだわり対決する。このことを隠さず前面に出している姿は本当に輝いて見える。
 また、勝負に関係ないのに、教員が「何色か?」も関心を持ってくれる。赤組の生徒が「どうして黄色なんですか?」などと聞いてくるのだ。こういう純粋な気持ちで何事にも熱心に取り組む生徒を、大切にしていかなければと、改めて感じた。
 最後に、体育祭の目玉はなんと言っても高3のダンスである。静寂な雰囲気のなか、グランドの観客が釘付けとなるのだろう。今から楽しみである。

井の中の高野聖