大妻多摩中学高等学校

【教員つれづれ草】第229段

紅白歌合戦を見ると、何が流行っていたのかを総括することができる。ピコ太郎、「恋ダンス」などなど。

ところで、この「恋ダンス」。「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマから流行ったものらしい。高視聴率番組で、私も生徒から「逃げ恥を見て下さい」とせがまれていた。
最終回終了後、この番組のテーマを朝日新聞が分析した。2016年12月26日である。天声人語(2016年12月23日)でも取りあげていた。
テーマは「家事」「結婚」「仕事」などで、現代社会を考えるうえで興味深いものであった。今思えば、生徒の声に耳を傾け、すぐにドラマを見ればよかったと少し後悔している。将来のことを生徒に考えてもらうにはよい題材だろう。そこには多様な人生の選択が描かれているという。紅白歌合戦と「逃げ恥」の新聞記事から改めて興味をもつに至った。「恋ダンス」と「社会的テーマ」というギャップも印象深い。

毎年、紅白が終わると「ゆく年くる年」が始まる。除夜の鐘が鳴り響く列島各地の様子を紹介していく。紅白の騒がしさから静寂な「ゆく年くる年」へと切り替わる。このギャップもなかなか良い。

さて、今年の紅白歌合戦はどっちが勝ったのでしょう?
答えは? まだ誰も分かりません。

井の中の高野聖