大妻多摩中学高等学校

【教員つれづれ草】第226段

 嬉しい報告があった。卒業生からのものである。就職活動をしていた彼女は、「納得のいく進路選択ができたためどうしても先生にはご報告したくて」ということで、わざわざ連絡をしてくれた。私たち中高の教員は教え子からのよい報告というと、すぐに大学入試の合格発表と考えてしまうのだが、卒業してからも間断なく報告をしてくれる人もいる。

 卒業しても母校のことを忘れず、「就活を通して大妻多摩での日々を思い返す事が多く、友人や先生方から頂いたものは計り知れないなと改めて感じました」と彼女は語ってくれた。

 大妻多摩での教育は決して6年間だけのものではない。その後を生きていくなかでも、忘れずに意識している教え子もいるのだということを改めて実感した。在校時に語ったことや学んだことに少なからず教員はかかわっている。このことを肝に銘じてこれからも未来に向けて生徒が成長していく一助となれればほんとうに嬉しい。

井の中の高野聖