大妻多摩中学高等学校

【教員つれづれ草】第225段

 中高における学びで、「探究」ということが重視されてきている。あるテーマを深く掘り下げて研究をしていく姿勢である。学問への興味関心を高めるには、表面的なものでは弱い。小器用にあれもこれもそつなくこなす「バランスの良さ」も大切だが、「探究」に没頭することがいかに楽しいか! 生徒に体感してもらうことはもっと大切だろう。

 大妻多摩はどちらかというと「バランス」を重視してきた。しかし、中学卒業研究も定着したことで、少なからず、「探究」色を触発するアプローチも実現したといえるだろう。この流れをさらに充実させていくためには、教員自身も「探究」していく楽しさを体感することが必要だ。

 「スマート」な教員だけでは面白くない。よい言葉がみつからないが、「オタク」な教員が個性を発揮することも学校社会では必要なのでは? と最近考えている。

井の中の高野聖