大妻多摩中学高等学校

Ms. Yamane Down Under〔第15回〕

Ms.Yamane Down Under

15回「学び続けるということ」 

 早いもので、オーストラリアでの留学生活もあとわずかとなりました。「帰国前に大妻多摩からのターム留学生の授業風景を見てみたい!」との思いから、先日、ブリスベンまで足を伸ばして姉妹校のブリジディーン・カレッジを訪問しました。

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ブリスベンの様子


 ブリジディーン・カレッジは私立のカトリック系の女子校で、ブリスベンの中心部から電車で15分ほど離れたインドゥルピリィ(Indooroopilly)という地域にありました。駅から徒歩10分弱で、とても通いやすそうです。

7年生(11~12歳)から12年生(16~17歳)の6学年があり、一学年の生徒数は約120人です。全体的に明るく和やかで、「大妻多摩の雰囲気と似ているなぁ」と感じて懐かしくなりました。私はターム留学生の木村さんと森さんの授業を見学したのですが、積極的に発言する生徒が多かったです。「あと2週間でテストですよ」と先生に言われて「えー!!」と反応する生徒がいるのも大妻多摩と似ていると感じて微笑ましくなりました。

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ブリジディーン・カレッジの校舎(一部) ターム留学生と。制服が似合っていますね!

 

英語を本格的に学び始めてまだ数年しか経っていない高校時代に海外留学をするのはとても不安なことだと思います。英語がうまく聞き取れなかったり、自分の気持ちをうまく表現できなかったり、各教科の専門用語が分からなかったり…。そのような状況のなかでも、ターム留学生たちがホームステイ先での生活や学校生活から多くを学んでいることを二人とお話ししていて感じました。彼女たちの「留学してよかった」という力強い言葉に、私もこれから学び続ける勇気をもらいました。

私は帰国後も、大学院の修士課程を修了するためにしばらく通信講座で学び続ける予定です。自分の職務を全うしながら、自ら学び続けることには不安もありますが、オーストラリアで巡り合った人々の「学び続ける姿勢」を目にするうちに、それが楽しみにもなりました。

オーストラリアでは、「いくつになっても学び続けること」を実践している方に多く出会うことができました。子育てがひと段落したので、工学部に入学した方。子育てと仕事を両立しながら博士号を8年かけて取得し、大学講師となった方。ビジネス学校で英語を教えながら、TESOLの修士課程で学んでいる方。ベビーシッターとして働きながら、TAFE(公立の職業専門高校)で幼児教育の資格を取るために勉強中の方。

男女問わず、さまざまな年代の方が「自分の人生をどう生きたいのか、そのために何を学ぶのか」を考え、向き合おうとしていました。その姿を忘れず、私も学び続けることで、よりよい授業実践を目指していきたいです。

オーストラリア滞在記は、今回が最終号です。学校のホームページに掲載の場をいただき、たくさんの方に読んでいただけたことに感謝申し上げます。また日本でお会いしましょう。

 

おまけ:
Beautiful birds of Australia!

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galah
(モモイロインコ)
sulfur-crested cockatoos
(キバタン)
rainbow lorikeets
(ゴシキセイガイインコ)


この連載では、山根本人が撮影した写真を使用しています。