大妻多摩中学高等学校

平成23年7月16日(土) 終業式 

今年は例年に比べて10日以上も早く梅雨が明け、すでに暑い日が続いています。

さて、皆さんは明日からの夏休みの計画をいろいろと立てていることと思います。それらの計画の一つ一つを確実に行うには、規則正しい生活をおくることが大切です。その最大のポイントは「早起き」です。夜遅く就寝しても起きる時刻はいつも同じにしておくことです。昼間眠くてたまらない時もあるでしょう。その時は仮眠を取ってかまいませんが、起床時間だけは堅守しましょう。起床時間が遅くなっていくと次第に生活のリズムが乱れてしまいます。今は朝の5時前から明るくなっています。ぜひ早朝の時間を活用するなどして規則正しい生活を維持してください。

3月11日の東日本大震災の影響が様々な形で出ております。福島県の原子力発電所が津波によって大きな被害を受けたことは皆さんもよくご存知でしょう。日本の総発電量のうち、原子力発電の割合はおよそ23%といわれています。原子力発電所は13ヶ月稼働すると定期検査を行います。現在は再稼働することが難しい状況ですから来年3月末までには総ての原子力発電所が停止する可能性もあります。火力や揚水発電などで発電量を増やしても10%程度不足するようです。本校も「電力使用制限令」の対象となっていますので、15%の削減が義務づけられています。そこで、皆さんにも節電に協力して欲しいと思います。暑さを我慢して熱中症になってはいけませんので、必要なところには冷房を使ってかまいません。しかし、無駄に使うことは慎みましょう。エアコンの設定温度をやや高めにしてみてください。上着を着るほど寒くすることは無駄なことです。また、誰もいない教室の照明を消すことは当然として、昼間の明るい時間帯に総ての照明を点ける必要があるのか、一部を消して明るさを試してみてください。

この震災によってこれまで意識しなかった大切なことが見えてきたと思います。これまでの私たちの生活にいかに無駄が多かったかということです。電気に限らず、私たちの周りにある無駄を省くよう意識したいものです。この震災による不便をライフスタイルや価値観を変える良い機会にしましょう。

それでは、みなさん健康に気をつけて新学期に会いましょう。

舩橋教頭

教頭 舩橋 邦章