大妻多摩中学高等学校

中学入学式

IMGP0596 新入生の皆さんご入学おめでとうございます。
私たち教職員はじめ在校生一同、皆さんのご入学を心から歓迎しお祝いいたします。本日ここに大妻多摩中学校は、新たなる発展を目指していきたいと願っております。

さて、皆さんは今日から大妻多摩校生の一員として、この多摩キャンパスで6年間を過ごされることになりました。これまでの、皆さんの成長を願い、育ててくださったご両親や小学校・塾の先生方は、大妻多摩での更なる飛躍を心から期待されていることと思います。こうした方々への感謝の気持ち、そして今日の感激を忘れず大妻多摩校生として多くの友だちや、先生とのかかわりを大切にし、力強くたくましく、そして豊かな心をはぐくみながら毎日の学校生活を送っていって欲しいと思います。
毎日の生活の中で見つけた小さな疑問に対しても、皆さんの光り輝いている瞳で積極的に挑戦して行こうとする心を育てていって欲しいと思います。大妻の創立者であるコタカ先生は、85歳の生涯を閉じるまで常に「向上心」を持ち続けておられました。この生き方は、今も大妻多摩校生に受け継がれている大切な『心』となっています。
学校行事などを通して在校生の姿の中にある「大切な心」を皆さんもしっかりと受け継いでいってください。皆さんらしい新しい伝統の礎も加えていかれるようにしっかりと学んでいって下さい。
中学時代は、心も身体も大きく成長するときです。そして、皆さんの持つ個性が芽生え成長するときでもあります。それらの成長を確かなものとするために私たち教員や在校生が、皆さんを様々な面でサポートしていきたいと思っています。

私からは、皆さんがこの大切な時期を有意義に過ごすために心得ておいて欲しいことを二つお話ししたいと思います。

一つ目は、中学時代に「夢」を見つけて欲しいことです。皆さんの心の中には、希望や夢がたくさん詰まっていることと思いますが、在学中ただひたすら勉強だけをしようと思っている人は少ないのではないでしょうか。今、皆さんが抱いているその夢や希望を実現させていくためには、勉強し学ぶことはもちろんですが、クラブ活動、委員会活動、そして日々の友だちとの楽しい語らいなどを通し、学校生活を充実したものにしてこそ叶うものだと思います。
そのためには、自分自身をよく見つめ、学ぶことを忘れず、何事にも積極的に取り組み、毎日の学校生活を大いに楽しみ、そして目標に向かって進んで行く努力を忘れないでいて下さい。目標を見失うことなく強い心を持ち続けていくことによって大きな夢を見つけることが出来ると思います。将来の進路はまだ先のように思われますが、自分の力を十分に発揮するためにも早い時期に皆さん自身の夢を見つけて欲しいと思います。

二つ目は、「豊かな心」を育てて欲しいことです。

中国の論語の中に、「己の欲せざるところ、他に施すことなかれ」というのがあります。言い換えれば「人にしてもらいたいと思うことは、あなたも人にしてあげなさい」あるいは、「自分が嫌なことは、ほかのだれにもしてはいけない」ということです。
これからバスや電車を使用しての通学となり行動範囲も小学生の時とは大きく変わると思います。皆さんは沢山の人たちと出会うことになります。友達に対しても当然のことですが、これらの新しく出会う周りの人たちに対しても温かい気持ちを忘れないでいてください。皆さんは自分の知らないところで、沢山の人たちから支えられて生活していることを忘れず、「ありがとう」と感謝できる豊かな心の持ち主になってください。

豊かな心を育て夢を大切にし、その夢の実現に向けて一歩一歩進んでいく皆さんを私たち教職員は全力で応援し手助けできることを大変嬉しく思っています。これから大妻多摩で送ることとなる皆さんの学校生活が、祝福されたものであるように願って式辞とさせていただきます。