大妻多摩中学高等学校

【教員つれづれ草】第245段

 ある国立大学の小論文に次のような問いがあった。

 「空気を読むことの是非について、あなたはどう思うか。論じなさい」

 私たちは「空気を読まない人」を「KY」と言って否定的にとらえる。だが、空気を読みすぎることの弊害もあるのだろう。この問いは、このことを気づかせてくれる。

 日本はおそらく「空気を読む」文化だろう。しかし、度が過ぎると、出る杭を打ちかねない。これからのグローバル社会では、多少の「KY?」は必要ではないだろうか。

 私たち教員も、つい「空気を読みなさい!」と生徒を叱ってしまうことがある。これからは少し考えなければならないかもしれない。

井の中の高野聖