大妻多摩中学高等学校

第70回高円宮杯全日本中学英語弁論大会 決勝大会で4位入賞

第70回高円宮杯全日本中学英語弁論大会 決勝大会で4位入賞
中学2年生 清水さん

高円宮杯2018①

11月30日(金)に第70回高円宮杯全日本中学校英語弁論大会の決勝大会が有楽町の「よみうりホール」で開催され、本校の清水さんが昨年に引き続き出場し、4位入賞(The Japan News賞)を果たしました。清水さん、おめでとうございます。
第1位から3位まではイギリスに2週間の研修旅行、4位から7位までは各国大使館賞が与えられ、清水さんはカナダ賞を受賞、大使館からカナダ旅行に招待されるということです。

高円宮杯2018②
高円宮杯2018③

読売新聞社、日本学生協会基金が主催し、外務省、NHK、文部科学省が後援するこの弁論大会は戦後間もない1949年に創設され、中学生向けの英語弁論大会としては国内最大にして最高レベルのスピーチコンテストです。設立から70周年を迎えた今年は、大会終了後には、皇太子殿下ならびに雅子妃殿下、高円宮妃久子様、各国大使ご臨席のもと、入賞者7人を含めて出場者約800人が出席して、帝国ホテルで盛大な記念レセプションが行われました。

9月下旬から10月上旬にかけて47都道府県で予選大会が行われ、予選を突破した151名による決勝予選大会が11月28・29日に赤坂区民ホールで行われました。決勝予選大会出場生徒は11月27日から30日までの4日間、本郷の鳳明館に宿泊し、全日本中学生会議に参加して親睦を深めます。そして11月30日、27校によって決勝大会が開かれました。日本全国の中学校の予選を入れると、なんと10万人もの中学生がこの弁論大会に参加したことになるそうです。

決勝大会の順番はくじ引きで決めるそうですが、清水さんは全出場者27人中27番目、最後の発表者でした。どんなに緊張するかと思ったら、清水さんは練習した通りというより、ときどき観客の笑いも誘いながらとても落ち着いてスピーチを終えました。タイトルは“Tanshin-funin”。小学校4年生の時にお父様の単身赴任で家族が離れ離れになり、日本は会社の辞令一つで単身赴任せざるを得ないけれど、月に一回父が帰宅してきたときには車で30分の学校までの道のりを父といろいろな話をした思い出を語り、この経験のおかげで家族の絆が深まったと感情をこめて話して観客の共感を呼びました。決勝出場者のスピーチは内容も構成もプレゼンテーションもどれも素晴らしく、今回は比較的個人的な体験に結び付けて発表した生徒が多く見受けられました。テーマはいじめや差別、人種問題やLGBTなどもありましたが、「幸福の尺度」とか「英語が大好き」とか「スパイになりたい」など、ポジティブな姿勢がより評価されたようです。

レセプションでは皇太子殿下が「さまざまな経験を積んで、海外の人と会った時に『話したい』『伝えたい』『分かり合いたい』と思える事柄を一つでも多く身につけていってください」と話されると、高円宮妃は「今の皇太子殿下のお言葉をノートに書き写して、しっかり心に刻んでこれからも努力してください」と生徒たちに話しかけました。宮様方が会場を退出なさるときは出場の生徒たちが花道を作ってお見送りし、皇太子殿下、雅子妃殿下、高円宮妃久子様は生徒たち、とくに各賞受賞生徒にお声をかけてくださり、このレセプションは彼らにとってもこの上ない素晴らしい思い出になったことと思います。来年も、再来年も清水さんに続く発表者が大妻多摩から出てくれるとうれしいです。

学校長 谷林眞理子