大妻多摩中学高等学校

2013年3月25日(月) Brigidine College と姉妹校提携調印

いよいよ平成25年度が始まりましたが、今年度は大妻多摩にとって25周年の記念の年です。これを機に本校は、トルコセミナーの開始以外に、「国際交流プログラム」を本格的に開始します。これはもちろん国際化時代に合わせた取り組みですが、それだけではなく、大妻多摩に新たな風を吹かせ教育目標を実現させるためのプログラムでもあります。

【写真1】
【写真1】

 3月24日(日)~27日(水)、オーストラリアのクィーンズランド州にあるブリスベンに、徳増校長先生と英語科の伊藤の2人で姉妹校提携の調印に行ってきました。ブリスベン【写真1】は、美しい海岸線で世界的に有名な観光地、ゴールドコーストから高速で1時間の所にあります。年間を通じて温暖な天候で、シドニー、メルボルンに次いでオーストラリア第3の都市です。そこにある Brigidine College (ブリジディーン・カレッジ)という私立の女子中等教育学校と3年前より交流をしてきましたが、3月25日に正式に姉妹校提携を結びました。調印書は現在、校内に展示されていますので見た人も多いと思います。これによって、今後国際交流プログラムをさらに進めていくことが可能となりました。まずは、「留学制度の開始」と「国際交流の促進」です。

「留学制度」は、高校1年生の希望者から校内選考を行い、本校の代表として Brigidine に全3学期中ホームステイ留学させる制度です。大妻学院の配慮で、3学期の授業料を「免除」していただくことになっています。また、期間が中期ですから留年や大学受験準備の出遅れについて心配が要りません。向こうで経験したことを基に、帰国した生徒達が学校に新たな風を吹かせ、学校全体が活性化されることが期待されます。

さらに、昨年9月に行いましたが、相手校の生徒数名をホームステイで受け入れることと、一昨年に行ったように日本語選択者の修学旅行を受け入れることを隔年で交互に行っていきます。これらによって、より多くの本校生徒に異文化体験をしてもらい国際感覚を身に付けてもらいます。

【写真2】【写真3】
【写真2】            【写真3】

 【写真2、3】は、姉妹校調印式の日に撮影したものです。校長先生と握手をされているのが、相手校のBrendan Cahill(ブレンダン・カール)校長先生です。Cahill 先生は3年前の冬に生徒を連れて大妻多摩においでになり、その時から連絡を取り合いながらこの姉妹校提携に向けてご尽力してくださいました【写真4】。今回の留学制度についても、Brigidineでの授業料や施設使用料の面で、特別な待遇をしていただきました。寛大かつ温厚で、優しい瞳の先生です。今回の滞在中も、大変お世話になりました。

【写真4】【写真5】
【写真4】            【写真5】

 また、【写真5】に映っていらっしゃる女性は、日本語教師の Steven Yoshiko (スティーブン・佳子)先生です。先生も一昨年、修学旅行生をつれて本校においでになったことがあるので、見覚えのある人もいるかと思います。本校の生徒があちらへ留学したときに、お世話をしてくださいます。【写真6~8】はBrigidine Collegeのものです。市内から車で20分くらいの閑静な住宅街にあります。創立されて90年近くの、オーストラリアでは伝統あるアイルランド系のカトリックの学校です。

【写真6】【写真7】
【写真6】            【写真7】

 他の私学では、このような国際交流プログラムを既に始めている学校もありますが、いよいよ大妻多摩もその仲間に入ります。異文化の人達とのお付き合いは、我々の常識が常識でなくなることもあるので、問題が起こることもきっとあるでしょう。しかし、時代に合わせたプログラムを先進的に本校生徒の皆さんに提供したいという熱き思いが冷めることはありません。大妻多摩が一丸となって、このプログラムの質を少しずつ高めていきたいものです。そして何よりも、生徒の皆さん自身が世界を視野に入れられるような、グローバルな資質を育ててもらいたいと思います。社会と世界に貢献できる人材の育成こそが、本校の教育目標でもあるのです。ご協力よろしくお願いいたします。そして、どうぞご期待下さい。

【写真8】
【写真8】

英語圏であるオーストラリアとの交流が始まることもあり、今年度からニュージーランドセミナーに代えてトルコセミナーが始まることは、皆さんもご存知だと思います。トルコはイスラム文化圏、アジア文化圏の国であるとともに、オーストラリア同様大変親日的な国でもあります。英国セミナーは今まで通り継続しますが、世界には英語圏、キリスト教文化圏ではない国も多々あります。多様な文化や考え方に若い内に触れることは、将来に大きな影響を与えます。もちろんイギリスもオーストラリアも日本とは異なる文化を持っているので、異文化であることには違いがありませんが、我々にはなじみのある文化です。全く異なる文化を体感してもらおうというのが、このセミナーが始まったいきさつです。